制度部長の坂井昭彦です。
広報担当の長野さんから「退任の挨拶を書いて下さい」と言われたのですが、まだやり残したコトがありますのでもうしばらくは前職のまま書かせていただきます。>すまぬー長野さん!
というわけで前回より引き続き、制度部長の1年を振り返って今思うことを書いてみようと思います。
[制度部長の1年]
2. 理事会傍聴ツアー&理事懇談会
(双葉マーク会員時代)
青税に入って間もない頃は近畿税理士会については自分が所属する単位税理士会であるにもかかわらず、組織や運営がどうなっているのかとかいったことは全く知らず、遠い遠い異国の話のように思っておりました。
しかし、青税推薦理事との懇談会(いわゆる「理事懇」)に出席して、理事の方に色々とお話を伺い、そして青税の先輩諸氏がその理事のみなさんに次々と制度論的な質問を投げかけているのを目の当たりにして、正直、異国どころか別世界にやってきた感じがしておりました。
研修会(例会)で一緒に研修を受け、飲み会や厚生事業などの親睦行事で一緒に遊んでいただいて和気藹々と業務の話や日常の話をしていた諸先輩方が、熱心に制度論を繰り広げる様子は、ある意味奇異であり、ある意味新鮮でした。
そうか、青税ってのはこういうムズカシイ話をすることができる人たちの集まりなんだ、などと、自分の未熟さは棚に上げて妙なところでカルチャーショックを受けておりました。
さて、そんな程度の認識だった私は、当然、平日の昼間が半日つぶれてしまう理事会傍聴などに行くということには非常に抵抗があり、独立後間もないこともあって「今はそれよりも一件でも多くの新規顧客を開拓するため異業種交流会に行ったりしなきゃいけないんだ!」的な考えで、結局、青税初年度は1回も理事会傍聴には行きませんでした。
今となってみればなんともったいない、申し訳ないことをしたんだ!自分のバカバカバカ!とか思うのですが(ってをい ^^;)入会初年度の「双葉マーク会員」の時代はほぼそんな感じで過ごしておりました。
そんな私に転機が訪れたのは翌年度、青税2年目にして制度部長をやらないかと言われたことでした。
(双葉マーク部長時代)
会報誌にも書きましたが、右も左もわからない状態での部長就任依頼だったので、とにかくすべてが初めてのことだらけ。試行錯誤と直感と諸先輩方のご協力によって何とかかんとかやってきた感じだったのですが、理事会傍聴&理事懇談会についても、自分なりに問題意識をもってどういった形で事業をやれば青税がよくなるのか、青税の目的を達成できるのかと考えて、出した結論が「理事会傍聴ツアー」の開催でした。
私は年一回の「理事懇」だけが青税推薦理事との接点であり、支部における行事であるという現状に疑問を抱きました。また、その年一回の「理事懇」の時ですら青税推薦理事のみなさんに何を質問すれば良いのか、何をお願いしたらよいのかといったことがわからない自分を恥ずかしく思いました。
これではいかん!
と思って、
・年1回の儀式的な行事ではあかん!
・青税会員が青税推薦理事に質問やお願いするための意見形成ができるようにせなあかん!
という二点について今後どのようにしてゆけば良いのかを、ない頭を振り絞って以下のように考えました。
・理事会はほぼ毎月開催されているので、傍聴に行けば年一回の儀礼的な行事ではなくなる。
・傍聴に参加する事で、がんばっていただいている理事のみなさんを応援していることを態度で示すことにもなるし、そんな方はまさかおられないとは思いますが、あまり質問をされない理事の方がおられたら「青税の後輩が見に来てまっせ」というプレッシャーにもなる。
・つまり、儀式ではなく中身の伴った活動になっていくだろうし、理事の皆さんにもちょくちょく会うことになるので話もしやすくなるだろう。
・また、理事会傍聴に参加して実際に近畿税理士会で何がどのように議論されているのかを聞き、それに対する理事のみなさんの質問などを聞いていると、そのうち自然に問題意識が芽生え、知識が備わり、理事のみなさんに質問したい事や主張していただきたい事、すなわち青税会員としての意見を形成できるようになるんじゃないだろうか?
・そしてゆくゆくは理事の皆さんの事前打ち合わせにも参加してディスカッションできるようになるかも知れないし、自分から理事になってみたいと思う人が出てくるかも知れない。
・しかし問題は、ただでさえ遠い遠い異国の存在に思える近畿税理士会の、しかも平日の真っ昼間に長時間かけてやっている理事会の傍聴に来ることができる人がどれだけいるのか、ということ。
・とりあえず「勝手に一人で行って下さい」ではなく、ツアー形式にして、青税の合い言葉
We are not alone!
じゃないけれど、みんなで一緒に参加しよう!という雰囲気を作っていけば良いのではないか?
というわけで、理事会傍聴ツアーが始まったという次第です。
(理事会傍聴ツアー&懇談会実績)
1) H20. 9.19 参加者: 7名 近畿税理士会館(13:30より)
2) H20.10.20 参加者: 4名 近畿税理士会館(13:30より)
3) H20.11.18 参加者: 3名 近畿税理士会館(12:30より)
4) H21.01.23 参加者: 3名 近畿税理士会館(13:30より)
5) H21.02.13 参加者: 3名 國民会館 (13:30より)
6) H21.03.27 参加者: 2名 近畿税理士会館(13:30より)
7) H21.04.24 参加者: 2名 近畿税理士会館(13:30より)
ごらんの通り、最初は結構人数が集まったのですが、だんだんと人数が減って、最後の方はツアー案内が遅れたこともあって事業としては厳しい内容になりました。
ただ、個人的には部長職をいただいたことで毎回必ず理事会傍聴に出席するという動機付けができ、結果として近税会の動向などもおぼろげながら理解できるようになってきました。門前の小僧経を読み、ではないですが、継続して参加し、議論の内容や青税推薦理事をはじめとする理事のみなさんの意見質問要望等を聞いていると非常に勉強になりました。
次年度以降もぜひ続けて行って欲しい事業ですし、ますますパワーアップさせて行って欲しいと思っております。(と、人ごとのように書いていますが、次年度も私が制度研修部長ですので、引き続き実施します。第一回目はH21/7/3(金)の午後13:20に近畿税理士会館前に集合!ってことで募集をかける予定です。)
もう一回くらい続く(たぶん)
制度部長 坂井昭彦



